さとぅーの寝言

睡眠が大好きだけど大嫌いな駆け出しさんすうマンです。

はてなブログの更新を停止します

こんにちは.タイトルのとおりですが,このはてなブログの更新を停止しようと考えています. まぁ今更の報告ではありますが. しかしながら,他のサイトでの記事の投稿は今後も行っていくので,もしよければそちらの方を覗いていただけると嬉しいです. また…

休学します

突然ですが,今年の4月から1年間休学することにしました.(まだ確定ではありませんが,今月中に休学が認められる見通しです.)急な報告になってしまってごめんなさい!これだけ聞くと僕が病んでしまったんじゃないかと心配する人もいるかもしれませんが,僕…

2019年が終わっちゃうので,ここらでアイルランド留学を振り返っておく

2019年が終わっちゃう〜〜〜〜〜 この1年全然ブログ更新できてない〜〜〜〜〜ということで,ギリギリ滑り込みで今年最初で最後のブログ更新してやろうかと.まぁ,1年色々ありましたけど,なんといっても9月のアイルランド留学が一番の思い出なので,そこら…

平成最後の年の振り返りと,新年号最初の年の抱負みたいなやつ

みなさま,年の瀬はいかがお過ごしでしょうか.僕は30日あたりから喉をやらかしてしまい,微妙に体調がすぐれない状態で大晦日を迎えてしまいました…最近特に冷え込んでいるので,どうか体調だけはお気をつけて,よいお年を迎えて頂けたらなと思います. と…

さんすうのーと(5) ―Dynkinのπ-λ定理

前回:上極限・下極限 今回は,測度論でよく使われるめっちゃ便利な定理を紹介しようと思います.測度論にある程度慣れている方は,次のような論法をよく目にすると思います: を示したい. を示す. がσ加法族であることを示す. めでたく が分かる. 特に…

さんすうのーと(4) ―上極限・下極限

前回:上限・下限 前回は上限・下限についてまとめたのですが,せっかくなので,今回は前回の続きとして上極限・下極限についてもまとめてみます.上限・下限がよく分かってない方は,前回の記事と合わせて読んで頂けるとよいのではないかと思います↓32-math…

確率論嫌いマンだったわいが確率論を好きになったという話

かなりお久しぶりの更新になります.ようやく院試が終わったので,ブログの更新を頑張って再開していこうと思います.思うだけにならないように頑張ります,えぇ. 今回は,僕が確率論に興味を持つまでのいきさつ的な何かをまとめていこうかと思います.僕は…

さんすうのーと(3) ―上限・下限

前回:連続写像 測度論の授業で『Real and Complex Analysis』の2章に出てくるRisezの表現定理の証明を追っていたのですが,その証明中で上限・下限が地味に活躍するのです.そんでもって,お恥ずかしながら今年の1月頃になってようやく上限・下限がきちんと…

さんすうのーと(2) ―連続写像

前回:開基・準開基 とうとう1年が終わってしまいますね…今年の春に大学へ編入し,ようやく数学に没頭できる環境に身を置くことができ,お陰様で(特に数学の面において)大きく成長できた年なんじゃないかと思います.同時に,自分の無学さを思い知る機会も多…

油断してると地獄を見ることになる3年後期

以前,3年前期の大学生活がどんな感じかを記事にまとめました.32-mathg.hatenablog.com今回は3年後期の授業がどんな感じかをまとめようと思うわけですが,主に感じたことは次の三つです. 後期の方が授業の内容は面白い(楽とは言ってない) ゼミ(形式の授業)…

複素解析ゼミノート(2) ―有理関数と有理型関数

前回:一致の定理 最近,阪ゼミの集会で複素解析ゼミの進捗報告をする機会を頂きました.そこで発表した内容の原稿をMarkdownでまとめていたので,それをほぼそのままこっちに載せることにしました.内容は,有理関数とその一般化である有理型関数とを結びつ…

さんすうのーと(1) ―開基・準開基

早速ですが,「『さんすうのーと』とはなんぞや?」ってところの説明をさせてください.僕がこのブログを始めたきっかけは,勉強したことを記事にまとめることでそれに対する理解を確かなものとし,さらにはそれを目標の1つにすることで学習意欲の向上を図る…

複素解析ゼミノート(1) -一致の定理

ただ今,絶賛夏休みを満喫中でございます.そして,めっきりブログの更新頻度が減ってしまいました.てへぺろ. 9月に入って,ようやく成績が発表されました.まぁ,何とも言えない感じの成績でしたね.後期はむつかしい授業が多いっぽいので,気合入れて頑…

編入生わいによる,大学生活に関する雑感

ご無沙汰しております.割と久しぶりのブログ更新になります. いやね,ブログ書くの飽きたとかじゃないんすよ.普通に書く暇がなかったんすよ.日々の生活の中で「こういうの記事にしたら面白そうやな~」とか思うわけなんですが,なかなかどうして行動に移…

大学編入試験の過去問解説(5)-広義積分の収束判定

前回:大学編入試験の過去問解説(4)-ふとうしきとあそぼう 高専を卒業し,大学生活が始まってから早1ヶ月.大学生活たーのしー!ていうかすうがくたーのしー!!! とりあえず,今のとこ充実しまくってます. そして現在GWを満喫中なんですが,なんと,9 連…

大学編入試験の過去問解説(4)-ふとうしきとあそぼう

前回:大学編入試験の過去問解説(3)-調和級数になりたかった級数 高専生活最後のテストを終え,そして卒研絡みのイベントもすべて終え,水を得た魚,スターを得たマ〇オのように元気を取り戻したさとぅーでございます. イェェェェェエエエエエエエエェェエ…

閉集合の補集合は開集合

昨年の夏から友達と『多様体の基礎』を使って多様体の勉強会を開いているのですが,勉強会を始めてから間もなく,p.10の演習問題に苦しめられていました. が の開集合のとき は の閉集合である. また, が の閉集合なら, は の開集合である. これを証明…

年明けた実感ないけど新年のご挨拶

なんか,卒論でひぃひぃ言ってたら気づかないうちに2016年終わっちゃってました. ということで… 新年明けましておめでとうございます. 昨年はなかなか濃密な1年だったんじゃないかと思います.噂で5年生はそんなに忙しくないとお聞きしたような気がするの…

進捗をください

もう12月ですね.残りの高専生活もあと4か月ないんやね…ついこないだも高専生活最後の高専祭を迎えたし,だんだんエモみが増していく…それ以上に大学生活が楽しみでもあるんやけども. 「時間が過ぎていくのは早いなぁ…」と思いきや,まだ終わってから半年も…

大学編入試験の過去問解説(3)-調和級数になりたかった級数

前回:大学編入試験の過去問解説(2)-仲間外れにするかしないか どうも,日々の多忙に疲労困憊中のさとぅーです. 11月の第二週に控えた高専祭(文化祭)の準備を頑張らなあかんし…高専祭前にはひっさしぶりのライブを控えてるし…12月に控える大きな展示会に…

大学編入試験の過去問解説(2)-仲間外れにするかしないか

前回:大学編入試験の過去問解説(1)-行列の固有値 あ~だりぃ~ブログ書くのだりぃ~勝手に金入ってこねぇかなぁ~~~~~ あ,どうもみなさんこんにちは.いかがお過ごしでしょうか. 意識の高い受験生はそろそろ過去問を解き始めている頃なのかね~ ちな…

写像による像,逆像

高専4年の夏,僕は大阪大学のオープンキャンパスに行ってきました.そこで,編入学した現役阪大生に質問する機会がありました. わし「編入するまでにした方が良いことはありますか?」先輩「集合・位相の勉強した方が良いよ.でないと授業についていけない…

大学編入試験の過去問解説(1)-行列の固有値

『大学編入への道のり(5)』で「過去問解法の記事を書きたい」とか言っちゃったので,そろぼちそういった記事を書いていきましょうかねぇ.とりあえず,個人的に面白いと感じた問題について解説をしていこうかなって感じです(数学だけですが).拙い解説にな…

TeXTeXテスト(2)

TeX

前回:TeXTeXテスト(1) 前回に引き続き、今回もTeXを用いて数式を書いてみます。完全にメモなのでご了承を。 最近TeXの勉強してねぇから完全に忘れちまってるぜ…今後、数学に関する記事をたくさん書こうと思ってるから、頑張って勉強せねば。 今回は、僕が高…

大学編入への道のり(5)

前:大学編入への道のり(4) とうとう、最後の受験校である大阪大学基礎工学部の編入試験当日を迎えることになりました。そしてさらに言うと、その日は神戸大学の合格発表日でもあります。 心臓に悪すぎりゅ。 セーフティネットがない状態で受ける阪大受験は…

大学編入への道のり(4)

前:大学編入への道のり(3) 府大落ちた。 草も生えない。 落ちるかもしれないとは思っていたけど、まさか本当に落ちてしまうとは。 解き忘れた小問が本当にボディーブローのように効いてしまったのかも… やってしまったぜ。 そんな後のない状況の中、神大数…

大学編入への道のり(3)

前:大学編入への道のり(2) まず始めに、これを読んでいるみなさんに僕の懺悔を聞いていただきます。 つい最近、府大の編入試験を受けてきました。 試験内容については前回の記事を参照してください。 午前の学力試験はまぁまぁな手ごたえで、微積分学の証明…

大学編入への道のり(2)

前:大学編入への道のり(1) とうとう最初の受験日まで1ヶ月を切ってしまいました。最初に受けるところは大阪府立大学 工学域 電気電子系学類 数理システム課程です。大阪府立大学 工学域 電気電子系学類 数理システム課程 HP 一応滑り止めとして受けるのです…

Hadamardの定理

友達2人と一緒に高木貞治さんの『定本 解析概論』をぼちぼち読み進めていって、分からないところについて議論したりしてます。 とある日、p.78,79に載っている「Hadamard(アダマール)の定理」の証明がよく分からなかったので先生に質問してきました。 今回は…

東京遠征 - 計算物質科学見える化シンポジウム

卒研活動の一環として第4回TUT-CMSI計算物質科学見える化シンポジウムに出席してきました詳細はこちら 初めての東京! しかも秋葉原!!! アキバ!!!!!まさかこんなに早く秋葉原に行く機会がもらえるとは夢にも思ってなかったもので、マジ感謝感激って…