さとぅーの寝言

睡眠が大好きだけど大嫌いな駆け出しさんすうマンです。

編入生わいによる,大学生活に関する雑感

ご無沙汰しております.

割と久しぶりのブログ更新になります.


いやね,ブログ書くの飽きたとかじゃないんすよ.

普通に書く暇がなかったんすよ.

日々の生活の中で「こういうの記事にしたら面白そうやな~」とか思うわけなんですが,なかなかどうして行動に移せないぽんこつわい…


そろそろ僕が阪大の編入試験を受けてから1年が経ちますね.

というか,この記事を公開した日(2017/07/11)は阪大基礎工の編入試験がある日なんですよね.

「基礎工に受かった子がこのくそブログを読んでくれねぇかな~」とか思ったり.

つい最近にも,神大理学部の編入試験があったそうな.

汗だくになりながら登山をしたあの時が懐かしい.

今となったら,府大に落ちたのも笑い話にできますねw




府大の不合格通知を受けた日のツイット

https://twitter.com/mathg_shibainu/status/746274400261935104




上の話を詳しく知りたい人は,僕の受験日記(全5回)を読んでくれると嬉しいです.

32-mathg.hatenablog.com
 
 
さて,今回は大学に編入してからこれまでの大学生活で感じた色んなことについて,適当にまとめていこうかなと思います.



改めて,進学先は 大阪大学 基礎工学部 情報科学科 数理科学コース です.

ちなみに,3年次編入です.

というわけで,阪大基礎工の編入生活についてまとめていくわけですが,ここで一つ注意があります.


ご存知かもしれませんが,基礎工の学生は豊中キャンパス,工学部の学生は吹田キャンパスで学生生活を送ることになります.

(一部の基礎工情科の学生は4年から吹田に行かないといけないとか,そういう細かい話は無視します.)

そして,僕は工学部の編入生との交流が全くと言っていいほどないし,さらに言うと,今までに吹田キャンパスに一度も行ったことがないです.

ですので,工学部の編入生活がどうとか,吹田キャンパスがどんな感じだとか,1ミリも分かりませんのであしからず.


そんなこんだで,以下の内容についてまとめていきます.

 
 
 

大学生活

人ごみ

入学してすぐ,一番初めに驚いたのは何を隠そう

圧 倒 的 人 ご み

キャンパスは確かに広いのですが,それ以上に学生が多いって感じです.

特にひどいのが,朝(1限開始前)の通学路と昼休み時の食堂です.

朝の通学路はそれはもう大変なことになっていて,通学路は狭いわ,踏切・信号待ちで人だかりができるわで,初めは面食らいました.

1限が始まった後は当然ながら通学路の混雑はマシになってるので,ゆったりと登校したい人は1限に出なければいいと思います(ゲス顔).


あと,個人的に朝の通学路よりひどいと思っているのが昼食時の食堂です.

実は言うと,昼休みの混雑具合は図書館下食堂(略して館下)しか知りませんが,まぁ,他も似たような感じでしょう.

昼休み開始の12時が過ぎるとあほみたいに学生が食堂に集結し始め,座席の確保はもちろんのこと,食堂内の移動ですら困難になります.

大人気の天津コーナーには,それこそあほみたいに長蛇の列ができています.

みんなそこまでして天津麻婆が食いたいのか…


…といった具合なので,早々にして昼休み時に食堂で食事をするのは避けるようになりました.

どうしても昼休みに昼食をとらないといけないときは,館下前の屋台で弁当を買って,適当に外で食ってます.

まぁ,その屋台も昼休み始まってすぐに行かないと長蛇の列に巻き込まれますけどねぇ…

食堂

僕はいつも館下とDonDonで飯を食ってます.

理由は基礎工棟から近いからです.

他の食堂については,わざわざそこまで足を運びたくなる良さが見つからないって感じです.

良さを知らないだけですが.

そろぼち他の食堂も開拓してみようかなぁ.


自分なりに,館下とDonDonの特徴をまとめてみます.

館下

  • 広い
  • メニューが豊富で,サイドメニューもたくさんある
  • 意外とカツ丼が安くてボリューミー
  • 天麻(天津麻婆)が食える
  • 夜8時くらいまで開いている

DonDon

  • 狭い
  • 丼もの・うどんの種類が豊富
  • 個人的に週替わり丼が気に入っている(館下にも週替わり丼はある)


ちなみに,天麻は阪大生のソウルフード(らしい)です.

値段は460円で他と比べて割高に見えますが,ものすごく量があるので460円でも安いくらいだと思います.

ほんとに量が多いので,初めて頼む人は覚悟しておいた方が身のためです.

友達作り

大学に編入してからちゃんと友達が作れるか心配に思う人は,きっと多いことでしょう.

実際僕もそうでした.

高専時代,入学してから1か月間友達がいない状況に陥ったこともあるくらいですし()


まず初めに言いたいのは,少なくとも阪大では編入生の友達が作りやすいということです.

毎年,入学式の日(?)に阪大編入会が新入生歓迎会を開催していて,そこに参加したらまず一人くらいは編入生の友達ができることでしょう.

あと,志望コースが余程人気のないところでない限り,自分と同じコースに編入した子と一緒に行動を共にすることになると思うので,入学してしばらくの間はぼっち生活を送るはめになる,なんてことはないと思います.たぶん.

あと,サークルに入ったら絶対に友達ができます.

絶望的なコミュ障を患う人でない限り大丈夫です.


てなわけで,友達作りについてはあまり心配しなくても大丈夫です.

コミュ障の僕が保証します.


ただ,数理科学コースだけかもしれませんが,同じコースに所属している内部生とはすぐに仲良くなれなさそうです…

いや,内部生のことが嫌いとかそういうわけではなくて…

なんというか,「みんなバラバラだなぁ…」って感じです.

情報数理ゼミナールという3年の科目で,同じ研究室に配属されることになった子と話せるチャンスが(一応)生まれます.

(情報数理ゼミナールについては後程説明します.)

最近,内部生1人と仲良くなってきたような気がします.


余談ですが,ある日,同じゼミで僕の次に発表をする子に個人LINEで「次のゼミでここまで発表するつもりやから,その後はよろしくね~」といった旨のメッセージを送ったんですよ.

そしたら,それに対する返信が…


「了解しました.」


がっちがちの敬語て…

流石にちょっと泣きそうになりました…

イングリッシュカフェ

6月の初めくらいから,イングリッシュカフェにちょくちょく通うようになりました.

基本的に火・水・木の昼休み時にだけ開催されていて,留学生の方とお話をすることができます.

もちろん,英語で会話します.

要するに,イングリッシュカフェは英会話の練習ができる場です.


「え?さとぅーって英語喋れるんですか?凄いですね!」

とか思っちゃった人いてませんか?

安心してください,喋れません(ドヤ顔).

でもね,喋れないからこそ行くんですよ.

イングリッシュカフェに来る人全員が英語をペラペラに話せるってわけじゃ全然ありません.

というか,1回生の子がめちゃくちゃ多いです.

当然,「1回生=英語が話せない」って訳では無いのですが.

なので,英語に自信が無いそこのあなたも,1度足を運んでみてはどうでしょうか.


ちなみに,イングリッシュカフェは豊中キャンパスにしかなかったはずです.

つまり,工学部生の方々はそうそう利用できたものでないってことですね.


授業・レポート

結論から言うと,数理科学コースは他のコースと比べてゆとりがあります.

特に,実験レポートがないというのはものすごく大きな利点です.

もちろん,レポート類が全く課されない訳では無いですが,実験レポートに比べると全然マシです.

あと,数理は単位の振替も非常に良心的です.

ですので,単位の回収にあくせくする必要も無いです.


僕の前期の時間割はこんな感じです。
 

1 応用数理A 統計数学A (情報数理ゼミA)
2 物理数学A (情報数理ゼミA)
3 情報数理A 基礎数理C 応用数理C 基礎数理A
(2年)
4 基礎数理演習C 基礎数理演習A(2年)
5 計算数理A 計画数学B 防災特論
(春だけ)

赤文字:必修科目 黒文字:選択科目)


上に登場する科目はだいたい以下の分野に分かれると思います.

  • 確率論

数学科で扱う数学の内容に比べると,明らかに応用寄りです.

編入前から大学の授業に向けて色々勉強したいという意識の高い人には,是非とも解析学線形代数の復習,集合位相の予習をして頂きたいと思います.

キーワードを出すとすれば

ですかね.

何か抜けてるかもですが,そん時は許してクレメンス.


ここで,情報数理ゼミとかいう科目について少し説明しないとですね.

前の「大学生活」のところで少し話が出てきてましたが,その名の通りゼミをする科目です.

各研究室に割り振られて,研究室ごとに異なるゼミをします.

さらに言うと,春と夏とで違う研究室に配属されることになります.

要は,「お試しゼミ」みたいなもんです.

入学してすぐに行われる履修指導(?)のときに希望研究室を聞かれるので,入学前から気になる研究室とか調べておいた方が良いと思います.

上の時間割では金曜の1,2時限目となっていますが,ゼミの時間も研究室によって様々です.

僕の場合,春は金曜の10時~12時,今は木曜の2限目にゼミをしています.


そして,要注意科目が金曜4限目の基礎数理演習Aです.

一言でいうと,レポートが大変です.

主に,定理の証明,Mathematicaによる演習が課されます.

数式をバンバン用いることになるので,基本的にTeXでレポートを書くことになると思います.

Wordでも書けんことはないですが,絶対しんどいです.

というわけで,高専TeXを習わない人は,悪いことは言わないので早いうちにTeXに慣れておきましょう.

あと,僕は履修していませんが,3年の数値計算という科目はとらない方がいいかもしれません.

なぜなら,これもまたレポートが面倒くさい(らしい)からです.

数値計算を履修してる内部生が証言してくれました.

もちろん,「数値計算をとるな」と言ってるわけではないので,自分でよく考えて決めてください.

ちなみに,僕は単位振替で数値計算は修得していることになってます(ドヤ顔).


サークル

たまこみ

一言で言うと,英会話サークルです.

今のところ一番活動に参加しているサークルですね.

基本的に,毎週木曜日の18時~20時に活動をしています.

ディスカッションをしたり,ゲームをしたり,様々なことをしています.

もちろん,活動中は英語でコミュニケーションをとります.

面白い人,優しい人がたくさんいるし,英語が上手な人もたくさんいるし,ほんとに入って良かったなと思います.

「わいはどうしてもスピーチとかディベートを極めたいんや!」って人はESSに入った方がいいかもしれませんが,別段そうでもない人はESSでなくてもいいんじゃないかな〜と,勝手に思ったりしてます.


実は,たまこみには「アナザーたまこみ」という,もっと英語を話したいという人たちの集まりがあるのです.

通常の活動日とは違う日に集まって,いつもよりも難しい内容に取り組んでいます.

例えば,即興のショートスピーチ,日本語の英訳,より難しいトピックについてのディスカッション,などといった感じです.


英会話サークルと聞くと,文系がたくさんいそうと思われる方が多いと思いますが,たまこみについてはそんなことはありません.

理系も全体の3,4割くらいいると思います.

そして,編入生も割といます.

今年なんか,僕を含めて5人の編入生が入会しましたからねw


色々言いましたが,とにかく楽しいところです.

詳しく知りたい人は,たまこみのブログへどうぞ.

たまこみ☆活動記録
 

はんぜみ(大阪大学自主ゼミ会)

最初は自主ゼミがしたいという一心で入会しましたが,全員が自主ゼミに参加してるというわけではなさそうです.

どっちかというと,「情報交換の場」といった側面が強い気がします.

論文の情報,セミナー・講演の情報などが手に入るので,なかなか助かります.

正直,それは嬉しい誤算でしたね.

数物セミナーの活動に参加したことがある先輩方もおられるので,数物セミナーについて色々聞いてみることもできるんじゃないでしょうか.


とまぁ,なんだかんだで僕は複素解析の自主ゼミに参加しています.

主なメンバーは数学科生2人,物理学科生1人,そしてぽんこつわいの4人です.

毎回,先輩がサポートに駆けつけてくれるので,その点もはんぜみの強みだと思います.

数学科の数強さんとゼミをしていると改めて自分の無学さを思い知るので,なかなかいい刺激がもらえます.

この一年頑張って数学を勉強して,僕も数強になりたいなぁ…


詳しく知りたい人は,はんぜみHPへどうぞ.

阪ゼミ
 

日本酒サークル

実は,あまり活動に参加できてなかったりします.

予定が何かと被るんですよねぇ…とほほ…

今までに参加したことがあるのは新歓だけ.

新歓では美味しい日本酒が飲み放題の店に行きました.

「日本酒サイコー!!!」って感じでした.

次の日,二日酔いにも関わらず1限から授業に出た僕を誰か褒めてください.


もちろん,活動は飲み会だけではありません.

日本酒関連のイベントには割と積極的に参加していたりします.

冬にはとある蔵元さんのとこへお手伝いをしに行って,しかもそこで日本酒が飲めるという最高のイベントがあるそうな.

めちゃくちゃ楽しみです…


ちなみに,飲み会でウェイウェイしたりするサークルではないのでご安心を.





以上,色々書き連ねてみました.

なんか,予想の2倍以上の文量になって「誰がこんなん読むねん」って感じの記事になってしまった…

こんなに書いたにも関わらず,なにか物足りなさを感じてしまうという.

まぁ,何か気になることがあれば気軽に質問してくださいな.


今回に懲りずにまた今度も大学生活についての記事を書こうかなと思いますので,どうぞよろしくお願いします.


追記(2017/12/26):3年後期の授業についても記事を書きました
32-mathg.hatenablog.com